5meodmt’s blog

精神の分子と化学とメンヘラ

我の日記

絶望とともに起床。昨日は3度排便を済ませたはずであるが便意を催す。

なんの夢を見たか記憶にないが、便の夢を見た気がしている。

排便についてやや思い入れがあるような気がする。

そんなことはどうでもいいのだが、気がつけば次の日になっている。

誰かと通話をした気がするがそれも思い出せぬ。

まだ昨日の気分である。

 

口が酒臭い。酒を沢山飲んだのであろう。

所謂吃逆といふものが出ているらしい。

ケツが痒く右手で掻きむしってみたのであるが、それを嗅ぐととても臭いのであった。恐らく肛門付近を掻いたのであろう。

 

なんだか気分が悪いがこれは便意のせいなのか前日の酒のせいなのか区別がつかぬ。

 

もちろん厠に行き便を出すつもりではいるが、それよりも睡眠欲が支配しているような気がする。大変な朝である。

なぜ我々はうんちに惹かれるのか

我々は「うんち」というものに古くから多大な興味をかき立てられるようです。

どうやら「うんち」というものは忌むべきもの、無用なものとして人間社会においては共通の認識があるようです、我々が誕生した時を考えてみると、しばしば親は幼児の糞便の質やその回数に興味を持ち、小学中学へ上がると「うんち」という言葉で大笑いし、ある程度成熟すると今日は快便かまたはそうでないか、便秘気味かどうか、また老いると自分の健康指標として毎日の糞便に日々の大半の関心を抱くようになります。

 

また、我々が今この瞬間「うんち」が貯まり、どうしても排泄しなければならなくなった時を想像してみてください。

おそらくほぼ100%の人が数分以内に排泄をする事の出来る場所を見つけることが出来ます。(私は最近我慢が出来ず駐車場の車の陰で下痢便をかましたことがありますが)

 

これほどまでに考慮されていて禁忌されるべき不浄の存在であるというのは無理があると言わざるを得ません。

事実、我々が使うスマートフォンの絵文字やLINE等のSNSでのスタンプにおいて、「うんち」がかわいらしいイラストで描かれ、送り会う前提で配信され、実際に老若男女問わずやりとりされているようです。

 

1・秘められた存在としての「うんち」

 私たちがお気に入りの人とする話を思い浮かべてみてください。

秘密を打ち明けられる事が出来るくらいお気に入りの人には、私たちはよく「二人だけの秘密」としてお互いの秘密を言い合うことがあります。お互いの秘密を言い合うことによって、その秘密を媒介としてお互いに「相手は私を信頼してくれている」という関係を簡単に構築することができ、お互いの仲を一気に縮める事が出来ます。

これは「秘密」というものが、社会の「表」において不特定多数の人に言うべきものではないという性質があるためです。

 

ここで、「うんち」の話をする人たちのことを考えてみてください。

「うんち」をする場所はたとえ家族でも、男でも女でもやはり個室です。「うんち」は誰もが誰にも見られず一人でするものなのです。

ある人のうんちが硬いか柔らかいかなど、本人の申告でしか分からないのです。

これはさっきの「秘密」の構図を同じではないでしょうか。

つまり、「うんち」の話をし合う人々は、「うんち」を媒介として信頼関係を築いている可能性が大いにあると言えます。

ちょっと気になるあの人と「うんち」の話をしてみてはどうでしょう。

嫌われても責任は持ちませんが…

 

2・敵としての「うんち」

先ほど話したとおり、「うんち」とは禁忌されるべき不浄の存在であるようです。

つまり、人間社会においては皆が嫌うべき存在であると言うことです。

 

私たちの社会には、いじめというものが存在します。

いじめは、有る特定の人を共通の敵として、皆で団結し合って攻撃するという構図になります。

私たちの社会は、皆が平和に見えても幾分かのストレスを抱えてしまうことは当たり前のことでしょう。

そのようなストレスを発散するために、いくら平和な社会といえど、何らかの敵が必要になります。そのため私たちは少数の敵を作りそれを攻撃し、社会全体のストレスの解消先とするわけです。ストレスの解消先を見つけた社会内は、このことによって団結性がさらに増すことになります。

さて、このようなことを考慮したのち「うんち」が置かれた状況に目を向けてみましょう。「皆が嫌うべきもの」であるならばこれは皆の攻撃対象となるのは必然のことでしょう。

つまり、我々が「うんち」の不清潔さ、臭さなどに言及するとき、我々は「人類共通の敵」を攻撃するわけですから、それがたとえ初対面や仲の悪い人であろうと団結性を増すことが出来る非常に便利なツールとなり得るのです。

 

 

いかがでしょうか、私たちが日常使っている「うんち」ですが、コミュニケーションツールとして非常に有効であることを理解していただけたでしょうか。

おそらく私たちは、無意識のうちに「うんち」をコミュニケーションツールとして使ってしまっているはずです。

私達が「うんち」に惹かれるのは、人とのコミュニケーションを知らず知らずのうちに渇望しているからなのかもしれませんね。

皆さんも、日々使う「うんち」にもっと目を向けてみてはいかがでしょうか。

皆さんは日々どのように「うんち」を使いますか?

 

【最強合法幻覚剤】コンタック レビュー

こんにちは。

今回はタイトル詐欺などではなくガチのマジでびびってしまうくらいの強力な薬物を紹介します。これを見てください。

 

インドネシアでは、医薬品規制当局(BPOM-RI)が処方箋の有無を問わずDXM単剤の販売を禁じた。インドネシアはDXM単剤の製造・販売が(処方箋があっても)違法である唯一の国であり[41]、違反すると起訴され得る。インドネシア麻薬取締局(BNN-RI)は、DXMを保有していると薬剤師免許や薬局開設免許を取り消し、刑事訴追すると発言した。

                                       Wikipediaより

 

あくまでも単剤の話ですが、今回狙って大量に飲む成分のデキストロメトルファン(DXM)の単剤はインドネシアでは禁止されているようです。それくらい強い効果を持つと私も思います。

※悪用厳禁です

今回はほんとに使い方と体験談みたいなもののみで成分の解説などはほぼしません。

 

さて、日本ではコンタック広瀬すずのCMでお馴染みのあの風邪薬です。もう普通の人から見れば馴染みのあるただの風邪薬でしかないはずです。

コンタックという名前でも大量に商品が出ているのですが、幻覚剤として使えるのは下の画像のこれのみです。

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私だけかもしれませんが、私は大きな駅に入ってるドラッグストアではあまり見ず、1駅ほど離れると置いてあるイメージです。

幻覚剤として使おうというのであれば、間違って他のやつを買わないようにしてください。

普通のコンタック風邪総合などを買って同じくらいのカプセル数飲んでると肝障害を起こす場合もあります。

 

私はこれを幻覚剤として稀に飲んで遊んでいました。カプセルなのですが、10~12くらい飲んでいました。全て中身を取り出し、これでもまだ徐放コーティングがあるのでこれでもかと言うほどすり潰したのち、飲みます。(たまにめちゃくちゃ苦味を感じる方がいます。またこの作業をしてもやはり単剤より抜けが圧倒的に遅いです)

今回はただこれを初回摂取した時の様子を忘れないうちに走り書きした時の文章が残っていて、それの紹介で終わりです。(1年半ほど前の文章です)

幻覚剤など、意識を強力に変容させてしまうような薬物に初めて手を出そうと思ってる人に読んで欲しいです。

 

【※自分だけ見る予定のメモ&効果まだ切れてない時書いた備忘録みたいなものでごちゃごちゃで何言ってるか分からないことしかないです。なんやこれってなったらすいません。】

 

初回に感じる効果は人により様々のようです。効きすぎたり初回だけ聞かなすぎたり、吐き気が強すぎたり、幻覚系だと慣れてないことによる不安の気持ちによって一気にBAD(聞いている間地獄かと思うほど強烈な恐怖、不安、後悔を味わわなければならない状態)に入ることがあるためです。

1度経験すれば慣れてコントロール出来るようになるのですが。

 

長くなるのでそろそろ貼ります。

 

コンタック12c 幻覚体験

 


12:57 12cのむ

それからしばらくしてちょっとフラフラし始めた。焦点が合わなくなって、ものが二重に見える。多分ここが2時。

横になって目を閉じて、音楽を聴いていると、ぐわっ~と沈み込むような感覚の後、音楽とともに動く綺麗な世界が見えた。

少し怖くなって目を開けてみたけど、普通の世界だったので安心してまた目を閉じてまぶたの裏の世界に身を預けた。音楽が、というか音が自分の中に入ってきて、その音にイメージがある。これはうまく伝えられないけど、音が見えた。

 


音楽とともに世界が広がりながら、自分はぐるぐる回転してた。

これ用に聴いていたキレイめな音楽に映像がついて、ものすごく感動的で涙が出そうなくらい美しい世界だった。このくらいが気持ちいいなぁと思っていたけど、まだ2時過ぎ、まだ1時間しか経ってない。ピークは4時間後って聞いてたから、ここであれ?飲みすぎたかな?と思ってしまった。あと、LINEの返信とかをしてしまって、このラリったテンションで訳の分からん文章を書いてしまった。それも不安材料となってここからbadにはいった。

あ…しまった変なライン送っちまった…。ラリってるのバレたかなとか、もしかしたらずっとこっちから抜け出せないのかとか思いつつ、魂みたいなものがどんどん音楽の中に入っていった。というより音楽に吸い取られるような気がして、イヤホンを外してトイレに行こうとした。全然歩けなくて、壁を触ってなんとかトイレまで行った。たってられないからまたベッドに戻って上を見るけど、やっぱりbad、なんか恐怖心みたいなのが湧いてきて、またイヤホンをつけて音楽の世界に逃げようとした。

 


そこはさっきみたいな小さな美しい世界ではなくて、すごい壮大な世界だった。あぁ自分はこの地球の構成物質なんだなって思った。自分の身体が、地球と一体となったり離れたり、ほかのもの達に分配されたりした。

音楽とともに世界はパラパラと変わった。疾走感のある音楽が創り出す世界はスピードがあって楽しくて、サビのところでは一気に広大な世界に放り出された。ちょっと気持ちよかった。

そうこうしているうちに自分が小さくなって圧縮されて小さな玉になると、一気に宇宙まで飛ばされた。

宇宙なのかもわからないけど、何も無い広い世界で、出る時にさっきの地球が丸かったから宇宙だと思ってる。

そしたら宇宙がパッと消えて、今度は内蔵みたいな管の中を上を向きながら沈み込んでいった。

 


このへんからはあんまり記憶がない。寝る→起きるを20回くらい繰り返したような気がする。

断片しか覚えてないけど、起きてみると時間の一部(一秒間隔くらい)が切り取られて、何回も繰り返しさせられた。何故かわからないけど振り向く動作を何回もやった。

そして、今までのことが夢みたいな気がしてきて、LINEを確認したけどやっぱりそのままのLINEだった。確か3時くらい。

 

【なんか身バレ含みそうな文章なので中略】

 

なんだか頭が半分になってた。まともな世界に戻るためには右半分のパワーを借りないとダメで、左側は完全に逝ってしまってた。

 


もうここまで来るとさすがにやばいと感じ始めた。これ一生戻らなくて、薬中として生きることになるのかって思った。どうしたらいいのかわからず、よろよろしながら部屋じゅう歩き回った。鏡に映った自分の姿が薬中で、本当に恥ずかしかった。

ここまでくるともう悪循環で、不安になるとより不安な幻覚を見る。

頭は相変わらず半分になってて、焦点も合わず、何か見えない誰かの思い通りに動かされてるロボットみたいだった。コンピュータに意識があったらこんな感じなんだろうと思った。なんだか、自分の頭は、その誰かの支配下の脳ネットワークの一部になった気がした。

 


それから何回も起きた(気がするだけかもしれないが)。同じ時間を何回も過ごしたりした。抜け出せないと思った。

 


ベッドで寝てたと思ったら窓の近くにいたり、壁の近くにいたりした。後で気がついたけど風呂も沸かしに行ったみたいで、風呂がしっかり湧いてた。

本当に誰かに操作されてると思った。自分の魂が、自分という箱に押し込まれて外に出れず、強制労働させられてた。

 


また気がついたらベッドの上で起きる。そろそろ抜け出したくてわけもわからずお茶やシステイン、野菜ジュースをがぶ飲みした。近くにあった勉強用の薬も震える手で飲んだ。

 


1ヶ月くらい経った気がした。時計を見るとまだ4:30くらいだった。全然進んでなくて、絶望した。12時間くらい続く場合もあると聞いてたから、限界だった。もう一生抜け出せない気がした。客観的に見れば、12時間後にはもう普通になっているであろう事は理解出来た(そういう論理的な思考は右半分を使ってできていた)。でも、たった一時間半が一ヶ月にも感じたし、どんどん時間が遅くなっている気がしたから、耐えられなくなって救急車を呼ぶか、死ぬのを待つか考えてた。

結果、もう寝逃げすることにした。何回起きても寝る。残った右半分のまだ正常に考えられる部分の意思だけでなんとかするしかなかった。

またここから何回も起きるのを繰り返した。もう何回やったかわからないくらい。起きて、まだ頭が分離してるのを確認したらまた寝る。意識が持っていかれるけど、もう最悪ここで死のうと思った。

 


そして、10:30くらいに起きて、まだ頭は分裂していたけど完全に良くなってきた。

そこでお茶をがぶ飲みして、トイレに行って、ぼーっとしてたら今0時、ほぼ正常になってる。ややもやもやはするけど、遂に終わった。初回で12cは多かったようだった。ビビるくらい飛んでたし、しばらくはやりたくない。badは本当にトラウマになる。でも、なんか得られるものがあった。幻覚を見たのも人生初だし、創造力が高まった気がしてる。文字にするとかけない感覚ばかりだった。これまでのことが、たった12時間くらいのものだったことが驚きだった。

 

 

 

はい。わけが分かりません!!

 

とりあえず初回のBADは本当に恐ろしいです。

勢いで死んでしまうくらいなら違法ではないので救急車を呼びましょう。

 

またいつかこの物質についても解説します。

頭がよくなりたい!受験勉強の薬part1

前回までの記事で、その話を拡張しながら紹介していこうと思ったのですが、このテーマで書きたい欲が急に出てきたためいったん前回までのとは別でこの話をします。

 

頭がよくなりたい!頭がよくなる薬とかないのかなぁ…

皆さんは一度でもこう思ったことはありませんか?

私は薬大好き人間なので受験生の時こんなことばかり考えていました。

「頭が良い」とはどのようなものなのかよくわからなかったのですが、「記憶力をブーストさせる薬」があればいいなぁとずっと考えていました。

実際今でも私の家には「ピラセタム」「アニラセタム」「ヌーペプト」といったスマートドラッグとして有名なものが積んであり、勉強するときには飲んで勉強しています。

※現在では「ピラセタム」「アニラセタム」は個人輸入ができなくなっています。

 

劇的な効果を自覚しているわけではないですが飲み続けています。また、個人輸入が禁止されたため新しいスマートドラッグを見つけようということで情報収集をしています。

記憶と学習の機構については今だ解明されておらず私はこのパズルの解答を熱望しているのですが、スマートドラッグの探求によって少しずつ前進するのではないかと私は信じています。このタイトルがpartいくつまで続くのでしょうか。

 

記憶課題については様々な可能性が出てきているのですが、今回は「アセチルコリン」の話をしようと思います。

古い話ではあるのですが、初めて発見された神経伝達物質であり、多くの研究がなされ、様々なことがわかっているにもかかわらず記憶に関して深いことはわかっていないという興味深い物質です。また、ほかの薬物の話をするのに神経伝達物質の存在なしで語ることはできないため、神経伝達物質のモデルとしても最初の話題として適当であると思います。

 

記憶について考えるときに、記憶ができない状態を考えることは当然のことです。記憶ができない状態を記憶ができる状態と比較し、何が違うのか見つけようというわけです。

記憶ができない記憶喪失のモデルとしてアルツハイマー病患者をあげることができます。

アルツハイマー病は主として初老者をおかす病気で記憶喪失を伴います。老年者の記憶喪失は脳血管の血栓や出血によるが、老年痴呆の原因がアルツハイマー病に類似の障害であることが多いとされています。

研究者たちはアルツハイマー病患者の生物学的異常の探索において、患者の神経伝達物質の濃度を測定しました。アルツハイマー病患者と同年代の健常者の死後の脳について様々な神経伝達物質について測定したところ、ほとんどの神経伝達物質についてはいずれも正常であったにもかかわらず、アセチルコリンとその合成酵素についてのみアルツハイマー病患者の脳で異常に低い値となっていることが分かったのです。

 

また、もう一つの興味深い話題は、アトロピンという化合物に関連したものです。

神経伝達物質としてアセチルコリンは最初に発見されたと書きましたが、初めて発見されたのは脳ではなく心臓の迷走神経と呼ばれる、心臓の拍動をコントロールする神経でした。

神経伝達物質が知られるよりずっと昔から、ベラドンナ植物の抽出物が腸管の収縮を緩和し、胃酸分泌を抑えることなどが理解されており、19世紀中ごろにベラドンナ植物の活性成分であるアトロピンが単離され、心臓の拍動を遅くする迷走神経の働きを遮断することが示されました。

また、アトロピンにおける中毒症状として記憶喪失が知られていました。

つまり、ここにおいても脳における記憶の機構にアセチルコリン含有の神経が関与していることをこのアトロピン-アセチルコリンの結びつきは示唆していました。

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このように、神経伝達物質としてのアセチルコリンが記憶の機構に関係しているということが明らかになりました。

このため、研究者は、アルツハイマー病の治療薬として失われたアセチルコリンを補充するために治療薬の開発に努めています。先述した アニラセタムのような物質は、アセチルコリンの合成を促進する物質としてアルツハイマー治療薬として開発されたものであり、健常者がこれを摂取することにより記憶が増進すると考えられスマートドラッグとして用いられるようになりました。

また、神経細胞から遊離したアセチルコリンアセチルコリンエステラーゼなどの酵素によって生体内では急速に分解されます。

すなわち、アセチルコリンエステラーゼの働きを阻害することによってもアセチルコリン濃度を高めることができると考えられ、天然のアセチルコリンエステラーゼ阻害薬であるフペルジンA(トウゲシバに含まれるアルカロイド)などが用いられたり、ガランタミンのような物質が用いられることもあります。

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また、前駆物質のコリンを大量投与する方法も考えられます。この方法はアルツハイマー病患者に初めに考えられた方法でしたが、アルツハイマー病患者においてはアセチルコリンを合成する酵素アセチルコリントランスフェラーゼも不足していることもあり、予想ほどの効果はありませんでした。

またアセチルコリンそのものを摂取してもこの化合物は電荷を帯びていて血液脳関門を通過できないため、脳中に移行した後でメチル化を受けアセチルコリンとなるDMAE(ジメチルアミノエタノール)の摂取も有効であると考えられています。 

また、最近では東京大学北海道大学などが忘れた記憶を復活させる薬を発見したと発表しています。時間があれば読んでみてください。

URL ↓

https://www.hokudai.ac.jp/news/190109_pr.pdf

これは脳内ヒスタミンに関連したもののようです。

また、バソプレシンのような物質についても記憶力の向上が報告されていますが、今回は長くなるためアセチルコリンの紹介にとどめておきます。

 

【完全合法】覚せい剤・麻薬カクテル市販薬「エスエスブロン錠」part2

前回エスエスブロン錠について紹介しましたがここではそれぞれの物質について軽く紹介していきます。

 

何故エスエスブロン錠は覚せい剤・麻薬カクテルなのでしょうか。

まずエスエスブロン錠の成分を見てみましょう。

成分(12錠中) 分量
ジヒドロコデインリン酸塩 30mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 50mg
クロルフェニラミンマレイン酸 8mg
無水カフェイン 90mg

前回紹介したブロンの精神作用を引き起こす成分はdl-メチルエフェドリンとジヒドロコデインになります。

いきなりですが、覚せい剤として知られている有名な成分の構造を見てみましょう。

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覚せい剤と知られる物質

エフェドリンは含有量10%を越えて配合されると覚せい剤原料として覚せい剤取締法の対象です)

メタンフェタミンは「シャブ」「アイス」などとも呼ばれる覚せい剤の代名詞的存在です。アンフェタミンの窒素原子上にメチル基が置換した構造です。

言うまでもなくメタンフェタミンアンフェタミンは強力な覚せい剤です。

エフェドリンは1885年長井長義博士がマオウから抽出した化合物であり、1893年にこのエフェドリンからメタンフェタミンを合成します。この時は、覚せい剤としての作用は知られていませんでした。

 

また別の記事で詳しく解説しようと思うのですが、脳には血液-脳関門という、血液中から脳へ大きく、電荷をもった分子の物質交換を制限する機構があります。

上記の物質は、血液から血液脳関門を通り脳中に移行するとシナプス小胞に入り込みドーパミン貯蔵を阻害し、シナプス前細胞のドーパミン放出を促しながら、ドーパミントランスポーターやノルエピネフリントランスポーターの再取り込みを阻害するので、大量のドーパミンシナプス間隙に放出され、ドーパミン受容体へのこれの暴露により覚醒作用を生じさせます。(この辺は別記事でまた紹介します)

アンフェタミンにメチル基が置換したメタンフェタミンはより脂溶性が高くなるため、アンフェタミンより血液脳関門を透過しやすくなります。

エフェドリンは、メタンフェタミンのα位に水酸基が付いているため、極性が大きくなりメタンフェタミンよりも大幅に脂溶性が低くなります。そのため、血液脳関門を透過しにくく、中枢神経作用は落ちます。エフェドリンメタンフェタミンに比べればわずかな覚醒作用しかありませんが覚醒作用は持ちます。

長くなりましたが、ここでブロンの成分であるdl-メチルエフェドリンの構造を見てみましょう。

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先ほど見てきたように、覚せい剤として知られている分子にそっくりです。実際同じように働きます。

エフェドリン、ノルエフェドリン、プソイドエフェドリンメタンフェタミン類似の覚せい剤として知られている一方、メチルエフェドリンには人における作用を示す論文は少ないですが、この物質もまたメタンフェタミン類似の覚せい剤であることが報告されています。

 

ブロンを飲んでしゃきっとする気分の正体は覚せい剤を摂取した時の覚醒感と全く同じ機序のものなのです。

 

次にジヒドロコデインについて紹介します。ジヒドロコデインモルヒネ、ヘロイン、コデインと同じようにオピオイドであり、μ受容体アゴニストです。これらの構造を以下に示しておきます。

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 モルヒネはケシを原料とする麻薬で、モルヒネをアセチル化してヘロイン(ジアセチルモルヒネ)が合成されます。このアセチル化によりより吸収されやすいため強力な麻薬となります。また、コデインはアヘン(ケシの実の果汁を乾燥させたもの)から単離された化合物で、代謝物質の約10%がモルヒネとなります。

モルヒネは中枢のオピオイド受容体に働き、多幸感、陶酔感を生じさせます。コデインも、体内でモルヒネに変わるため、これらの物質は耽溺性を持ちます。

ここでジヒドロコデインの構造を見てみます。

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ジヒドロコデインは、コデインを還元して作るのですが、コデインと同様、一般に弱いモルヒネ様作用を示します。

また、消化管におけるオピオイド受容体にも働くので、効いている間は消化管抑制作用によって便秘になります。また、オピオイド神経は鎮痛作用があるため、離脱症状として体の痛みや下痢が現れます。

 

このように、ブロンに含まれるこれら二つの成分は、覚せい剤や麻薬と構造的に近く、作用は弱いが同じ作用機序で働きます。

そのため、多量摂取することによって精神作用を得られるのです。

 

ブロンの紹介ということで簡単な紹介になってしまいましたが、次以降の記事ではこれらの話を取り上げ、拡張していくという形で様々な物質を紹介していきます。

【完全合法】覚せい剤・麻薬カクテル市販薬「エスエスブロン錠」part1


タイトルは過激なほうがいいのかなぁと過激にしてみました…w

ブログ2本目の記事ですが、今後どのように書こうかと悩んでおります…

一つのことを説明するのにあれもこれもと無限にいろいろ書きたくなってしまう…ので最初のうちは簡単な紹介と説明でとどめておき、ある程度紹介できたころでマニアックなことを書こうと思っております。

 

さて今回はタイトルで紹介した通り「エスエスブロン錠」の紹介です。

メンヘラ界隈、薬物乱用界隈では知らない人がいないくらいの有名なものです。ブロンの乱用は1974~1975年ごろから横須賀の米軍基地周辺から始まったと言われ、1970年代末から若者の男性を中心に広がり、ブロン依存症として社会問題になり、海外の中毒の教科書に「BRON」として載るまでになりました。

私は気分が落ちていた時ほぼ毎日これを飲んでいましたね…

私が嗜好性薬物として初めて使ったドラッグになります。

下のようなパッケージになります。ドラッグストアに行くとほぼ必ず置いてあるほど身近なものですが、一人一箱の制限があり、棚に現物が置いていないところもあります。

が、普通に買えます。

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エスエスブロン錠のパッケージ

 こんなに簡単に手に入る市販薬ブロンですが、想定される使用量を越えて一気に飲むと(私は1回40錠前後でしたが常用すると耐性によりどんどん増えていきます)急にやる気がわき、今まで手つかずだった家事や勉強などの作業がバリバリこなせたり、ふんわりとした温かい幸福感を感じ、気持ちよくなったりします。

死ぬほど勉強のやる気が起きない時に私は飲んでいました。

勉強に対する意欲が無限にわいてきて、ものすごいスピードで勉強できました。

これはブロンの成分にdl-メチルエフェドリンが含まれ、これが弱い覚せい剤として作用するためです。これは、カフェインが弱い覚醒効果を持つ、のようなレベルの話ではなく、構造的に本物のあの覚せい剤の弱いバージョンであるからです(詳しい解説は長くなるので別記事でします)。

また、この作用と並行して、多幸感(非常に強い幸福感、満足感)を感じます。

これは、ブロンの成分であるジヒドロコデインの作用によります。実はこのジヒドロコデインも麻薬であるかの有名なモルヒネやヘロインといったオピオイド系の成分なのです(ここも詳しい解説は長くなるので別記事でします)。モルヒネの弱いバージョンと考えてください。

 

嗜好性ドラッグはアッパー系(気分上げる系)、ダウナー系(落ち着いた気分になる系)、サイケデリック(幻覚バリバリ系)の3つに分けられますが、ドラッグの世界では、アッパー系であるコカインとダウナー系のヘロインを混ぜて使ったり、メトカチノンと麻薬のカクテルのような「スピードボール」という使用方法があり、乱用されてきました。

ブロンはまさにこのタイプであり、「プチスピードボール」と呼ばれることがあります。

このようにアッパー系とダウナー系を同時摂取しても打ち消しあったりせず、アッパーとダウナーを両方楽しめるのは、それぞれの作用が別々の機序であるからです。(この辺も別記事で解説します)

 

脱線しましたが、覚せい剤や麻薬と同じようにもちろんいい効果だけで終わるはずはありません。この後に襲う離脱症状は常習者にとっては厳しいものです。

メチルエフェドリンの効果でシャキシャキ行動できた昨日までの意欲は嘘のように消え、頭が空っぽになり何もやる気がなくなります。忘れていた疲れが一気に押し寄せ眠くて眠くて仕方がありません。

またジヒドロコデインで感じていたあの暖かい幸せは当然消え失せ、体の節々の痛みへと変化します。

離脱症状が出ると、ベッドから起き上がることができません。そこで動くためだったり、苦しい痛みから逃れるためにまたブロンを飲んでしまうのです。

 

覚せい剤や麻薬と聞くと普通の人は「そもそも何処でどうやって手に入れるの?」と思うでしょうし精神作用のある物質は遠い世界の無縁の話に聞こえるかもしれませんがこんな近くに似たものが存在しているのです。

 

今回の記事は簡単な紹介のみでしたが次回からはこれらの物質の作用の秘密や構造について少しだけ詳しく紹介していきます。

 

自己紹介など?精神の探求

なんかブログ始めてみましたお。

最近春休みで色んなやる気がだだ下がりしてるので趣味のことでも書いてやる気あげようみたいな適当な感じです。

 

さて私はメイラックスと言う抗不安薬に浪人生初期に出会いその精神作用や有機化学の素晴らしさに魅了された人間なのですが、そこから違法合法問わず色々な物質を調べ、合法なものは極力試してみたりしてきました。

 

自分の感情や思考、脳の働きを自分で好きなようにコントロール出来たら素晴らしいと思いませんか?

もちろん脳のしくみについては現在においてもまだまだ分からないことだらけであり、例えば我々が日常的に行っている記憶や学習がどのような仕組みで行われているのかまだまだ全くわかっていません。

 

例えば我々は喜怒哀楽といったような様々な感情を持ち、表情や行動として表れたりするのですが、イヌも似たような行為をするように見えることがあります。

しかし、イヌの観察が我々の精神の理解に繋がるとは到底思えません。我々が悲しかったり嬉しかったりして泣くことが、イヌもそうである確証はありません。

そういう意味で、精神作用の知られた薬物を使った精神へのアプローチは直接的と言えます。

 

例えば、我々が日常的に感じる不安という感情、鬱病になるとこれを異常に感じるようになり、日常生活が困難になるのですが、これを軽減できる化合物が発見されました。現在では少し古臭い薬ではあるのですが、三環系抗うつ薬というものです。

しかしこの薬の副作用として眠気や過剰な鎮静が知られていました。

しかし不安の軽減と眠気、鎮静はなんとなく皆漠然と不安の軽減で眠気は仕方の無いもの、当然なものと考えていたのです。

しかし、現在でも使われている先程上げたメイラックスのようなベンゾジアゼピン系と呼ばれる化合物などの発見により、眠気や過剰な鎮静を受けずとも不安を軽減できることが分かり、不安と眠気や鎮静とは別々の機構によるものなのではないかと明らかになってきたのです。

 

薬物を使ったアプローチとはこのように直接的なのです。

 

脱線してしまいましたが、私はこのように薬物を使って精神の解明をするという試みに惹かれたという訳です。

 

合法的なものしか試したことは無いですが、薬物を体験してみることで自分の感情や脳の働きをより客観的に見れるようになりました。

 

その体験の紹介や、精神作用のある薬物に焦点を当てた探求、またたまにそれらからの精神構造について考えをめぐらせてみる。

こういったことをこのブログに書いていきたいと思っています。

 

(駅で人を待ちながらほとんど何も見ず書いているのでめっちゃ適当かもです。結局待ちながらひと記事かけてしまった←)